-フラが楽しいのはホオパアのおかげ-

201508.19

Aloha

本日はクムフラ カヴィカ アルフィチェによるウクレレ演奏の重要性や思いを綴った文章をご紹介いたします。

***

ウクレレの演奏がフラダンサーにとって大切な理由

-フラが楽しいのはホオパアのおかげ

フラでは主役でなくてもとても重要なものがあります。フラを踊る人に注目が集まりがちですが、打楽器を演奏する人、チャントをする人もとても大切な要素なのです。オーレロ・ノエアウ(ハワイのことわざ)に「打楽器を演奏する人とダンスをする人との間にバランスがとれている必要がある」と言いますが、これをアウアナ(現代フラ)に置き換えますと、ウクレレを弾く人とダンサーになりますね。


伝統的に、ハウマナ(生徒)がダンスをする時、クム(先生)がホオパア(打楽器を演奏してチャント)をします。イプ(打楽器)を演奏することと同じく、ウクレレを弾き歌を歌うと、音楽をより深い部分で、踊る時とはまた違う角度から捉えることができます。自分の指で弦をはじいて自分の声を通して歌うことで、その歌の本質を感じとることができるからです。




フラダンサーも音楽を演奏できるようになれば、フラをより深く理解することができると思いませんか?


私自身、幼少の頃からハワイの音楽に慣れ親しんできました。家族みんなが音楽を演奏することができたので、誰かしらが踊り、交代しながら楽器を演奏し、歌を歌ったものです。その時のダンスと音楽の息がぴったりと合う様子、二つの相乗作用がとても神秘的でこれこそが今日まで私を踊りと音楽に惹きつけてきたのです。つまり、踊りと音楽の両方から物語を語る、それに惹きつけられたのです。


フラはタイミングとシンクロニズム(同時性)が全てです。ウクレレを弾くと、どこで動きが始まり、どのように動けばいいのかがわかるようになります。歌はそれぞれに違うリズムがあり、ストロークパターンがあり、それを知ることによってペースをつかむことができます。音楽家は音楽を奏でると同時に歌も歌います。歌いながら歌詞を思い浮かべるので、歌の意味をより深く理解することもできるのです。



ワイプナのカレ・ハナーズさんも「フラを踊るとき、他の人と共に音楽を演奏したことのある人の方がタイミングをつかめたり、曲の構造や歌全体を理解しやすくなります。」と言っています。

音楽家によってそれぞれスタイルが違うので、ダンサー自身が演奏できると、フラを踊るときに歌の流れや歌の感じなどをより感じながらしっかりと踊ることができます。

要するに、音楽がなければフラは成り立たないですし、ウクレレが弾ける人はダンスも上手になります。ですから、ウクレレを弾いたことがない方はぜひ挑戦してみてください!


筆者:Kumu Hula Kawika Keikiali`i Alfiche

***

ぜひ1人でも多くフラダンサーがこの文章をきっかけにウクレレを手に取って演奏してみようという気持ちになっていただけたらなと思います

【お問い合わせ】
NPO法人 フラジャパン文化協会(本部・東京支社)
TEL:03-5628-3689担当:ホンダ)
Mail:tokyo@hula-j.org